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Chris Garrett

クリスギャレット

初めてサーフボードをシェイプしたのは11歳の時。10ドルで手に入れた中古のサーフボードを半分にし、友人とともに2つのサーフボードを作った。ゴールドコーストに拠点を移した1970年代後半、キラで本格的なシェイプをスタートし、1984年バーレーヘッズに自身のサーフボードファクトリーを設立。
現在はフリーサーファーや環境活動家としても活躍するデイブ”ラスタ”ラストヴィッチが世界プロジュニアで優勝するにあたり、ともにサーフボードの改良を重ねタイトル獲得を後押しした。その後7度の世界チャンプに輝いたレインビーチリーや、3度世界チャンプになったアンディアイアンズ、同じく元世界チャンプのジョエルパーキンソン、ディーンモリソンなど多くの世界的サーファーにサーフボードを提供した。
しかしある時にサーフボード作りそのものが決まりきったルールや形に則って行われすぎていることが、自分がかつて通い嫌っていた全寮制の学校のようだと思い立ちオルタナティブボードの製作に力を注ぐようになる。
アシンメトリー、ツインフィン、シングルフィン、フィンレス、ウッドボード、ハル…ありとあらゆるタイプのサーフボードをシェイプしそれぞれが持つ特徴をブラッシュアップさせていった。
彼は言う、僕はサーフボードをシェイプしているんじゃないよ、作ってるんだ。最初から最後まで自身がの目が行き届く範囲でのみ作られるサーフボードは文字通り魂のこもった芸術作品である。もちろん描かれるアートもクリス本人が全て手がけている一点物だ。

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